大学入学のため、東北は宮城蔵王から上京。
大学が4年間、大学院の修士が2年、博士が3年、
さらに、教員5年の残り2年の計11年、東京に住んだ。
博士に入学の時、結婚したので、生活のため中高一貫の女子高に就職。
研究と現場の両輪生活に。
まもなく長男が生まれたこともあって、
友人の紹介で住むことになった朝霞の借家住まいから、
春日部に家を買って住んだ。
勤務先とは、日比谷線直通、往復で文庫本が読めた。
ところが北九州に行くことになる。
その間、学生時代はクラスで鎌倉に行ったり、
論文指導教授の原田種成先生の引率で、伊勢神宮や、足利学校や、飛鳥山に行ったが、
教員時代は、行事が多く、夏休みさえなかった。
ハワイ研修の引率、帰ってくると学校主催の関東地区バレーボール大会のスタッフ…。
個人的に観光など考える余裕がなかった。
それで、今回の東京教室開室にあたり、
生徒のいない午前中は、名所旧跡を積極的に巡り歩いた。
歌舞伎座や、新橋演舞場には行ったが、後1町の築地には行っていなかった。
行きたいとは思っていたが、豊洲移転などがあって、行きそびれていたのだ。
今日も、最も近いデパート銀座松屋に食材を買おうと出かけたのが、
お天気がいいという理由だけでなんとなく足が向いた。
場外市場を一周してウナギ2,200円とマグロの脳天600円を買って、
教室に一番近いファミマでビールを買って帰る。
ここ2~3日、白菜、大根、の残り物処理で生きていたので、久しぶりに活力が戻った。
ベジは鬱になりやすいのではと実感した。